大学生投資家のひろくん(@rainbowswan777)です。
本記事では、長期的な資産形成をお考えの投資家に向けて、インデックス投資が長期投資に適していると言われている理由について詳しく説明します。
ココがポイント
- 低額から購入可能
- 分散性が高い
- 手数料が安い
- 手間がかからない
すべての長期投資家におすすめできる手法です。
インデックス投資とは?
インデックス投資
株価指数に連動する値動きを目指す投資方法のこと
株価指数・・・複数の企業の価値をまとめた指数
日経平均株価指数 | 日本を代表する企業225社 |
TOPIX | 東証一部上場企業全銘柄(約1700社) |
ダウ平均 | 米国を代表する企業25社 |
S&P500 | 米国を代表する企業500社 |
株価指数は数多くの企業の株価から構成されています。
インデックス投資では、この株価指数の変動に追随するような値動きを目指します。
そのため、対象の株価指数が好調ならば、インデックス投資も好成績となります。
逆に対象の株価指数が不調であれば、インデックス投資も成績は悪くなります。
インデックス投資を行えば、指数内のすべての企業に投資していることになります。
非常に分散が効いています。
分散投資って必要なの?複数社の平均って弱くない?
インデックスファンドの運用実績は投資のプロの成績をも上回る
インデックス投資の対になるものとして、アクティブ投資というものがあります。
アクティブ投資・・・インデックス投資を上回る成績を目指す運用方法。投資のプロが調査、分析して銘柄を選定する。
(プロが手間をかけて運用しているため、私たち投資家が支払う手数料が高い。)
短期的(数年程度)での運用実績では、インデックスファンドを上回るアクティブファンドも今までいくつもありました。
しかし、そのようなファンドも数年後には運用実績が悪化し、ほとんどはなくなってしまっています。
株式市場で平均を上回るリターンを上げ続けることは難しいのです。
インデックスファンド・・・インデックス投資を行うファンド
アクティブファンド・・・アクティブ投資を行うファンド
「ウォール街のランダムウォーカー」には、インデックスファンドがいかに優れているかをたくさんのデータを基に示しています。
興味のある方、詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
素人の個人投資家が的確な投資判断ができるのか?
個人投資家が、自分で調べてインデックスファンドを上回る運用成績をあげることができるのでしょうか?
短期的にはインデックスファンドを上回る実績を上げることは可能です。
しかし、長期間インデックスファンドを上回り続けることは難しいです。
個人投資家がインデックス投資に及ばないと考える理由
- 個人投資家が集められる情報には限界がある
- 良い運用実績が得られると個人投資家は舞い上がってしまう
個人投資家は、株式市場の情報に瞬時に反応することができません。
情報を集めることができる量にも限界があります。
情報収集と分析のプロが運営するアクティブファンドでさえインデックスファンドに長期的には運用実績で負けてしまいます。
個人投資家が大きな利益を挙げた実績をネット記事やSNSなどで目にすることもあります。
しかし、その裏には、大損を出して株式市場からフェードアウトしたたくさんの人がいます。
そのような人の情報を得ることが少ないため、成功者がたくさんいるように錯覚してしまうのです。
また、現時点で大きく成功している人が、ずっと良い成績を上げ続けることができるかも分かりません。
一度成功した体験をして、「次はもっと大きな金額を運用してみよう。」「リスクも高いがリターンも大きい投資をしてみよう」と考えてしまいがちです。
どこかで負けてフェードアウトしてしまうでしょう。
今成功している人のうち、長期的に平均を上回る成功を続けることができる個人投資家はほとんどいない
運用手数料も安い
インデックス投資は、手数料が非常に安いです。
インデックス投資は、株価指数に連動するように運用するため、構成銘柄の手入れが簡単です。
そのため人の手があまりかかりません。
運用コストは、ETFの安いもので0.03%程度、日本国内で販売している優良な投資信託では0.1%程度のものが多いでしょう。
(アクティブファンドは1-2%程度のものが主流です。)
運用手数料0.1%の投資信託に100万円を1年間投資すると、年間の経費は1000円しかかかりません。
この手数料を支払うだけで、平均的な市場リターンを実現することができるインデックス投資は、最強の投資法だと言えます。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
インデックス投資とは
- 市場の平均に追随するような値動きをする投資法
- 長期的にインデックスファンドを上回ることは難しい
- 低コストで広く分散投資可能が強み
インデックス投資をするのであれば、決めることはどの指標(どの国)に投資をするかです。
私は、米国や全世界に投資すべきだと考えています。
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どのような投資方法にも一定のリスクは存在します。
しっかりと情報を理解したうえで、ご自身の適切な範囲内で投資を行うことをおすすめします。
本記事をお読みいただきありがとうございました。