現役大学生投資家のhiro-kunが、長期投資を考えている大学生や投資初心者におすすめできる投資方法をお話します。
【結論】ほったらかし投資をしましょう。
ほったらかし投資とは?
ほったらかし投資とは・・・投資環境を整えたら、後は放っておくだけの投資方法のこと。
ほったらかし投資の方法
- 生活防衛資金を確保したうえで、
- 税金優遇措置をフル活用して
- インデックスファンドに投資する
生活防衛資金・・・数か月(3か月以上)の生活が困らない程度の資金
税制優遇制度・・・NISA, 積立NISA, iDeCo
※iDeCoは流動性が低いので、大学生にはあまりおすすめできません。
大学生投資家がまず実践すべきほったらかし投資術
大学生にもできる! ほったらかし投資の方法
大学生投資家におすすめできるほったらかし投資
- 積立NISA制度を活用してインデックスファンドの投資信託を定額積立
- 米国ETFの定期積立(定額)
- 基本バイ&ホールド
積立NISAは年間40万円まで積立可能です。
投資信託の積立のみでも十分なのですが、私は、米国ETFも定期積立で購入することをおすすめします。
ETFは分配金を受け取ることができ、感情と向き合いやすいこと。
米国ETFは手数料が安く、優良なETFがそろっていること。
投資できる額が変化したらどうする?
大学生であれば、収入が変動することは大いにあると思います。
また、社会人になれば、収入額は増える方が多いのではないでしょうか。
投資額が変化する際、ほったらかし投資ではどうするべきでしょう?
投資できる金額が変化した場合、各金融商品への投資割合は変化させないまま、総額を増しましょう。
バランスを崩すことなく、積立投資を行うことができます。
ETFは一株当たりの金額は投資信託程安くないので、きれいに投資金額通りに購入することはできません。
分配した投資資金で購入できるだけのETFを購入し、残りは、貯金しておくか、投資信託を別で購入するとよいでしょう。
自分の投資割合を変更する際には
基本的には、同じ銘柄を継続的に積み立てていきます。
もし、他に購入してみたい投資商品ができた場合、現在の資産配分が適切でないと感じた場合には、どうすればよいでしょうか。
今までの購入分には手を付けずに、その後の購入する銘柄のバランスを変更するようにしましょう。
ほったらかし投資のメリット
ほったらかし投資のメリットをまとめます。
- 投資を自動化できる
- 投資に関して考えることを減らせる
詳しく説明します。
投資を自動化できる
ほったらかし投資のメリット一つ目は、投資を自動で行うことができることです。
楽に投資を継続できる
SBI証券や楽天証券では、投資信託を積立で自動購入する設定をすることができます。
積立NISAの枠内で購入することが可能です。
SBI証券では、米国ETFの定期積立も可能です。
毎月の決まった日に、勝手に指定した分(金額や株数)購入してくれるため、一切手間がかかりません。
非常に楽ですね。
一方、毎月自分でPCやスマホを操作して買い集めることは面倒です。
購入する銘柄が増えればより大変になりますね。
投資をやめてしまうことにもつながります。
株価を見て余計なことを考えなくてすむ
自動で買付を行うので、株価や評価額を頻繁に目にしなくて済みます。
短期・中期的な株取引を行っていると、常に株価が気になってしまいます。
頻繁に株価をチェックしたり、夜の寝つきが悪くなったりする可能性があります。
健康的な生活に害を及ぼすような投資は控えるべきです。
また、株価に影響されて、月の投資額を増やしたり減らしたりしてしまう可能性があります。
株価の変動はだれにも正確に予想することができません。
暴落しても急上昇しても対応できる点が定額積立のメリットですから、その方針は短期的なトレンドによって変えるべきではありません。
投資に関して考えることを減らせる
ほったらかし投資のメリット2つ目は、考えることを減らし単純化できることです。
「売る」ことを放棄できる
株式投資は、大きく分類して「買う」「売る」の2つの選択肢が常に存在します。
バイ&ホールド戦略では、選択肢の片方「売る」を放棄して、「買う」のみに専念することができます。
片方に専念すれば、シンプルなものになりますね。
安い時にたくさん買って、高い時にはあまり買わないようにすればよいのです。
まさに、ドルコスト平均法です。
株式投資では、「買い」よりも「売り」の方が難しいと言われています。
短期・中期的な投資において、損切りするにしても、利益を確定させるにしても、最高のタイミングでおこなうことはめったにできません。
その結果、たくさんの後悔を感じたまま投資を続けていくことになります。
この後悔の感情をうまく付き合って投資を行っていくのは非常に難しいでしょう。
私は、大学生投資家や初心者の投資家の方は、「買う」に専念したバイ&ホールド戦略をとるべきだと考えます。
考えるべきは投資先インデックスファンドとその配分だけ
ほったらかし投資において、考えるべきはどの株価指数に投資するかと、その割合だけです。
株価指数とは、取引所全体や特定の銘柄群の株価の動きを表すものです。
個別株やアクティブファンドを購入する場合には、各企業やアクティブファンドの特徴や過去実績をそれぞれ調べる必要があります。
個別株銘柄もアクティブファンドも無数にありますから、考えることがたくさん浮かんできますね。
インデックス投資をするのであれば、投資する株価指数を決定し、その投資バランスを決めればよいです。
例)米国S&P500指数に7割 東証TOPIXに3割
あとは、決定した株価指数に連動して値動きする優良なインデックスファンドに投資するだけです。
優良なインデックスファンドの情報は、ネットやYOUTUBEで得ることができます。
個別株やアクティブファンドよりも数が限られているので、簡単に調べることができると思います。
考えずに済むようになった時間を有効活用しよう
ほったらかし投資では、最初の投資環境を整える段階を終えれば、ほとんど考える必要がありません。
お金には勝手にほったらかし投資で働いてもらっている間に、あなたは自分のために時間を使いましょう。
勉学に励むもいいし、友達と遊んだり、趣味に時間を費やすこともできます。
限られた時間を有意義に使える点は、ほったらかし投資の大きなメリットになると考えられます。
まとめ
ほったらかし投資は、簡単で手間がかからないのに、合理的な投資手法だと言えます。
バイ&ホールドでこつこつと定期積立しつつ、あなた時間は、最大限有意義に過ごしましょう。
- 生活防衛資金を確保したうえで、
- 税金優遇措置をフル活用して
- インデックスファンドに投資する
- 投資を自動化できる
- 投資に関して考えることを減らせる
以上、皆様のお役に立つ情報がありましたら幸いです。
本記事をお読みいただきありがとうございました。