大学生投資家のhiro-kun(@rainbowswan777)です。
株式投資では、株を売却したときに税金が発生します。
私が主軸として用いている長期投資(投資信託)では、利益を確定させずに(売却をせずに)運用を続けます。
本記事では、短期間で売買を繰り返す場合と比較して、税金発生を遅らせることの効果をお示しします。
長期投資と短期投資 税金発生タイミングの差が与える影響を考える
長期投資と短期投資 計算結果
初期投資元本を100万円として、年に4%資産が増加すると仮定し計算を行っています。
元本 / 万円 |
40年後資産額 / 万円 |
長期投資との差額 / 万円 |
|
長期投資 | 100 | 388 | |
単年投資 | 100 | 352 | 37 |
単月投資 | 100 | 350 | 38 |
元本100万円に対して、長期投資と短期投資の差額は40万円弱
計算に用いた条件
長期投資
投資信託をイメージ
年間に4%資産が拡大
初年度に購入して、40年後に売却して利益確定
信託報酬として年間0.1%を仮定
①元本100万円を用いて投資信託を購入したと仮定
②1年経過するごとに4%ずつ資産が拡大
③増えた後の額の0.1%を信託手数料として引く
④40年分、上の計算を繰り返す
⑤(40年後の資産-元本)×20.15%の税金を引く
単年投資
個別株をイメージ
年間に4%資産拡大
一年に一度売買すると仮定
売買に関する手数料はかからないと仮定
①元本100万円を用いて個別株を購入したと仮定
②1年経過するごとに4%ずつ資産が拡大
③1年で増えた額×20.15%の税金を引く
④40年分、上の計算を繰り返す
単月投資
個別株をイメージ
毎月売買すると仮定
売買に関する手数料はかからないと仮定して計算
年間に4%資産拡大
(元本×月利)^12=1.04×元本となるように月利を算出
月利は0.327...%
①元本100万円を用いて個別株を購入したと仮定
②1年経過するごとに4%ずつ資産が拡大
③増えた後の額の0.1%を信託手数料として引く
④40年分、上の計算を繰り返す
⑤(40年後の資産-元本)×20.15%の税金を引く
まとめ | 長期投資と短期投資 税金発生タイミングの影響
100万円を40年間運用した場合
長期投資 | 388万円 |
単年投資 | 352万円 |
単月投資 | 350万円 |
という計算結果になりました。
税金の発生を繰り延べできる長期投資(投資信託)が、非常に優秀であることが分かると思います。
インデックスを用いた長期投資(投資信託)には、
- 手間がかからない
- 広い分散効果が得られる
などのメリットもあります。
本記事をお読みいただきありがとうございました。
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